不動前ステーション歯科・矯正歯科院長の熊木です。

本日は部分矯正についてお話していきます。当院では、歯の表面につけるワイヤー矯正、裏側矯正、マウスピース矯正、ワイヤーとマウスピース両方を使用するハイブリット矯正などをしています。

そのなかでも矯正期間、費用的にもお安くできるマウスピースによる部分矯正があります。当院ではIGO（インビザラインGO）というものを使用しています。

上下５～５番目の歯を対象に歯並びをなおしていきます。治療期間も通常の矯正ですと２年、３年かかりますがこのシステムですと５ヶ月以内（マウスピース20枚）に並ぶので従来よりも短期間で審美的な歯並びを手に入れることが可能になりました。また従来の全顎的なものよりも痛みは少ないです。

嚙み合わせが極端に悪い方や抜歯しなければ矯正できないような方は適応外となってしまいますが軽度の歯並びなら治せます。

IGOで矯正可能な部分矯正

・ローテーションの改善

歯が入るスペースがなく歯列に対してねじれがついてしまった歯牙を真っすぐになおすことが可能で　　す。

・歯列の拡大・縮小

もともと歯列が狭窄していたり、歯列の幅が大きくてすきっぱになっているのを治せます。

・挺出・圧下

他の歯に比べて歯の位置が高位にあったり低位にあるのを治せます。

・軽度のスペースの閉鎖

前歯のすきっぱを閉じて審美的な口元にすることができます。

・補綴用のスペースの確保

被せものや入れ歯、インプラントを入れるスペースがないとき歯と歯の隙間を作りそれらを入れるスペースをつくります。

・２歯までの前歯部クロスバイト

通常噛み合わせたとき下の歯が後ろにあり、上の歯が下の歯に被さるような構造になっているが部分的に反対になっているところを治せます。

IGOでの矯正手順

・口腔内を光学スキャンで型取り即日にAIが簡易的なシュミレーションを無料でします（シュミレーションを見ながら説明しますので次回までにきめていただければ大丈夫です）

・矯正をすることがきまったらお顔の写真と口腔内の写真を撮りインビザライン社にデータを送ります。

・およそ１週間で最終的なシュミレーションが送られてきますので再度ご説明いたします。このときにどのくらいの期間で矯正が終わるかがわかります。

・約１ヶ月でマウスピースができあがるので調整しお渡しします。１度に４枚お渡ししますので１週間ごとにご自身で交換しながら矯正をすすめていきます。

・１ヶ月後に再度ご来院いただいた際に次の４枚をお渡しする

このような流れで約５ヶ月間マウスピース矯正を行います。（症例によってはもっと早くおわる可能性もあります）

終わった段階で後戻り防止のマウスピースを作製し一定期間装着していただきます。

一日あたり20時間以上装着しなければならないので少し大変ではあります。また、固定するわけではないので患者様ご自身で取り外しを毎日しなければいけません。つけてない時間が多いと治療期間が延びてしまったり思いどうりに歯がならばないこともあります。お金が無駄になってしまいます。なのでしっかりとご説明しますので、ご理解したうえでやることをおすすめいたします。

歯並びにお悩みの方、無料検査だけでもしてみたいと思いましたらお気軽にきいてください。