こんにちは！不動前ステーション歯科・矯正歯科の永田です！

歯医者さんで聞く神経の治療、根の治療って何だろうと気になったことありませんか？

今回は神経の治療、根の治療って何なのか簡単に説明したいと思います！

まず初めに神経の治療と根の治療は治療の流れは似ていますが治療の目的、治療にかかる時間などは別のものです。

基本的には虫歯の進行により菌が歯の内部まで進行する事により歯の神経が存在する範囲を汚染してしまうと神経の治療が必要になります。そこで菌の進行を止める事が出来れば神経の治療だけで治療は終わりますが、神経が菌に汚染されたままさらに菌が根の先の方まで進行してしまうと根の先が化膿してしまい根の治療が必要になります。

どちらの治療もまずしっかり虫歯を取り除き、汚染されている神経を取り除きます。神経は根の先まで張り巡らされているので根の先まで根の治療専用の器具を使い神経を取ります。

神経の治療の場合根の先は化膿していないのでしっかり神経をとり、根の中が清潔になったらまた菌が入らないように根の中に材料を入れて終了です。

根の治療は感染した神経を除去しても根の先は化膿しているため、治療は終わらず根の先の炎症を取り除かなくてはなりません。そのため何回か消毒する必要があり治療が長引く可能性があります。炎症がなくなったら根に材料を入れて終了です。

当院ではしっかりと診査診断をして、より精密な根の治療をするためにマイクロスコープと呼ばれる顕微鏡を用いて根の治療をおこなっています！

最近熱い物を食べると歯が痛い気がする、昔入れた古くなった被せものの所がうずく、なんとなく根の先を触ると痛い、歯肉の所にできものの様なものができた、その場所で噛むと痛い気がする。などの症状は神経の治療、根の治療が必要かもしれない症状なので少しでも気になる方は診査診断からでもご気軽にご相談ください。